エアーコンプレッサーを買い替えたい、新しく導入したい。エアセルフの主力モデルは10万円台〜20万円台、業務用の大容量タイプになると30万円を超えてきます。決して気軽な買い物ではありません。
じつは、エアーコンプレッサー(空気圧縮機)は国の省エネ補助金で補助対象設備として認められている設備です。中小企業・個人事業主が使える制度も複数あり、条件次第で購入費用の1/3〜3/4が国や自治体から戻ってきます。エアセルフのコンプレッサーも、これらの補助金で導入できる対象です。
このページでは、エアーコンプレッサー専門店「エアセルフ」が、使える補助金5つ・申請方法・必要書類・採択事例・よくある失敗までを2026年版でまとめました。「結局、自分にはどれが使えるのか」「補助金を使ってエアセルフのどの機種を買えばいいのか」が読めば分かるようにしています。
この記事でわかること
- エアーコンプレッサー購入に使える補助金5制度の全貌
- 1分でわかる自己診断チャート(どの補助金が自社に合うか)
- 2026年度の公募スケジュールと最新動向(GX設備単位型の新設など)
- 申請の流れ8ステップと必要書類一覧
- 採択事例3件(実際の補助金額入り)
- よくある失敗5選と採択率を上げる4つのコツ
- FAQ20問とCTA・無料相談窓口
目次
- エアーコンプレッサーは補助金で確実に買える
- 1分自己診断:あなたに合う補助金は?
- 5補助金の早見比較表
- 省エネ補助金(SII設備単位型 / GX設備単位型)
- 小規模事業者持続化補助金
- ものづくり補助金
- 中小企業省力化投資補助金
- 新事業進出補助金
- 自治体の補助金もチェックする
- 47都道府県別の補助金リンク集
- 業種別おすすめ早見表
- 申請の流れ 8ステップ
- 必要書類一覧
- 採択事例3選(実際の補助金額)
- よくある失敗5選 & 採択率UP 4つのコツ
- 悪質コンサルに注意:見抜き方
- FAQ 20問
- まとめ:今日のアクション3つ
1. エアーコンプレッサーは補助金で確実に買える
補助金は「大企業のもの」「申請が大変そう」というイメージが先行しがちですが、実際は中小企業・個人事業主こそ最も活用すべき制度です。融資と違い返済不要で、条件を満たして採択されれば、購入費用の一部が国や自治体から支給されます。
補助金と融資の違い
| 項目 | 補助金・助成金 | 融資(銀行借入) |
|---|---|---|
| 返済 | 不要 | 必要(利息付き) |
| 審査 | 事業計画の審査 | 信用・担保の審査 |
| 支払いタイミング | 後払い(先に自己負担) | 先に入金 |
| 使途 | 申請内容に限定 | 比較的自由 |
エアーコンプレッサーが補助対象になりやすい3つの理由
- SII(環境共創イニシアチブ)が「圧縮機」を補助対象設備のカテゴリーに含めている — 多くの設備は対象になるか曖昧なことが多いですが、圧縮機(コンプレッサー)はSII公募要領で対象設備として位置づけられています。
- 省エネ効果が数値で示しやすい — 旧型→高効率機への更新で30〜50%の電力削減が一般的。これは省エネ補助金の採択基準を満たしやすい数値です。
- 業種を問わず利用可能 — 自動車整備・塗装・木工・建設・歯科・製造業など、エアー工具を使う業種すべてに需要があり、事業計画書を書きやすい。
ポイント:補助金は「後払い」です。先に全額を自己負担で支払い、実績報告後(通常1〜2ヶ月後)に補助金が振り込まれます。そのため、銀行融資と組み合わせて活用する事業者も多くいます。
2. 1分自己診断:あなたに合う補助金は?
以下の質問に答えるだけで、最適な補助金がわかります。
Q1. あなたの事業の従業員数は? ▼ 5人以下(商業・サービス業)または20人以下(その他) → Q2へ 21人以上 → Q3へ ▼ Q2. 投資額は概ね200万円以下? ▼ はい → 持続化補助金(補助率2/3、最大250万円) いいえ → Q3へ ▼ Q3. 導入目的は? ▼ 旧型からの更新・省エネ目的 → 省エネ補助金(SII) 新規事業の立ち上げに伴う → 新事業進出補助金 人手不足解消・自動化ライン構築 → 省力化投資補助金 生産性向上・新製品開発 → ものづくり補助金判断に迷ったら:複数の制度に該当する場合は(1)補助率が高いもの (2)申請難易度が低いもの (3)公募スケジュールが合うものの順で検討するのが王道です。
3. 5補助金の早見比較表
| 制度名 | 補助率 | 上限額 | 主な対象者 | 申請難易度 | コンプレッサー単体可否 |
|---|---|---|---|---|---|
| 持続化補助金 | 2/3 (赤字3/4) |
50〜250万円 | 小規模事業者 (従業員20人以下) |
★☆☆ 低い | ◯ 可能 |
| 省エネ補助金 (SII設備単位型) |
1/3〜1/2 | 30万円〜 1億円 |
全事業者 (中小〜大企業) |
★★☆ やや高い | ◯ 可能 (対象設備に位置づけ) |
| ものづくり補助金 | 1/2〜2/3 | 750万円〜 4,000万円 |
中小企業・ 個人事業主 |
★★★ 高い | △ 事業計画が必要 |
| 省力化投資補助金 | 1/2 | 200万円〜 1億円 |
中小企業・ 小規模事業者 |
★★☆ 中程度 | × 単体困難 (自動化ラインの一部) |
| 新事業進出補助金 | 1/2〜2/3 | 2,500万円〜 9,000万円 |
中小企業 (新分野進出) |
★★★ 高い | × 単体困難 (新事業の一部) |
※ 補助率・上限額は公募回や申請枠によって変動します。最新の公募要領を必ず確認してください。
4. 省エネ補助金(SII設備単位型 / GX設備単位型)
経済産業省が所管し、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が執行する省エネ補助金は、エアーコンプレッサー導入に適した制度です。SIIの公募要領で「圧縮機」が補助対象設備として位置づけられており、省エネ効果が出やすい設備カテゴリのため採択されやすい傾向があります。
最新の対象設備や型番情報は、必ずSII公式サイトと公募要領で確認してください。
制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 正式名称 | 省エネルギー投資促進支援事業費補助金(III)設備単位型 |
| 補助率 | 1/3以内(GX設備単位型は1/2) |
| 補助金額 | 下限30万円〜上限1億円 |
| 対象者 | 中小企業、大企業、個人事業主(業種問わず) |
| 対象設備 | 高効率空調、ボイラ、変圧器、コンプレッサー、モーター等 |
| 2026年度公募期間 | 2026年3月30日〜4月27日(毎年同時期) |
| 運営 | 一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII) |
2026年度の注目ポイント:GX設備単位型の新設
2026年度から、従来の設備単位型に加えて「GX設備単位型」が新設されました。GX(グリーントランスフォーメーション)に寄与する設備の導入を支援するもので、補助率が1/2に引き上げられるのが大きな特徴です。エアーコンプレッサーの省エネ更新もGX枠で申請できる可能性があります。
申請のポイント
採択率を上げる3つのコツ
- 省エネ効果を数値で明示:「旧型機の消費電力◯kW → 新型機◯kW、年間◯kWh削減(省エネ率30%以上)」のように具体的に
- 旧型→高効率機の更新が王道:10年以上使用した旧型機からの更新は採択されやすい
- 付帯設備も含めて申請:台数制御、インバーター化、配管改修も一体で計画すると評価UP
公式リンク
- SII 対象設備一覧(公式) — 導入予定機種が登録されているか確認
- 省エネ・非化石転換補助金 2026年版特設サイト
5. 小規模事業者持続化補助金
従業員20人以下(商業・サービス業は5人以下)の小規模事業者・個人事業主向け。エアーコンプレッサーは「機械装置等費」として補助対象になります。採択率約48%と比較的高く、補助金デビューに最適です。
制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 2/3(赤字事業者は3/4) |
| 通常枠 | 上限50万円 |
| 特例枠併用 | 最大250万円(インボイス特例+賃金引上げ特例など) |
| 対象経費 | 機械装置等費、広報費、展示会出展費など |
| 申請窓口 | 地域の商工会議所・商工会 |
| 採択率 | 約48%(直近実績) |
注意:補助対象経費のうち単価が100万円を超える場合は2社以上の相見積もりが必須。コンプレッサーの価格帯によっては該当しますので、事前に複数社から見積もりを取得しておきましょう。
採択のコツ
- 「販路開拓」と紐づける:持続化補助金の目的は販路開拓。「コンプレッサー導入で新サービス提供 → 新規顧客獲得」というストーリーを作る
- 数値で効果を示す:「作業時間◯%削減」「売上◯%増見込み」など具体的に
- 商工会議所との連携:担当者に早めに相談、計画書のブラッシュアップを繰り返す
- 写真を添付:現状の老朽化設備、作業環境を写真で示すと説得力UP
→ 小規模事業者持続化補助金(中小企業庁・公式ページ) 公募回ごとに専用申請サイトが立ち上がるため、最新の公募情報は中小企業庁ページから辿ってください。
6. ものづくり補助金
正式名称は「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」。革新的な製品・サービスの開発や、生産プロセスの改善を行う中小企業を支援します。最大4,000万円と上限が大きく、生産ライン全体への投資に向いています。
制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 中小企業 1/2、小規模事業者 2/3 |
| 補助金額 | 最大4,000万円 |
| 対象経費 | 機械装置・システム構築費(単価50万円以上の設備投資が必須) |
| 対象者 | 中小企業、小規模事業者 |
| 第23次公募 | 2026年2月6日〜5月8日 |
GビズIDの事前取得が必須:ものづくり補助金の電子申請にはGビズIDプライムが必要で、取得には2〜3週間かかります。締切直前に気づいても間に合わないため、申請を検討し始めた段階で早めに手続きしてください。
賃上げ要件に注意
ものづくり補助金には賃上げ要件があります。事業計画期間中に給与支給総額を年率平均1.5%以上増加、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円以上にする計画が必要です。未達の場合は補助金の一部返還が求められます。
コンプレッサーでの活用パターン
- パターン1:生産プロセス改善 既存の生産ラインのコンプレッサーを高効率機に更新し、生産性向上・コスト削減
- パターン2:省エネ改善 インバーター式への切替、台数制御の導入
- パターン3:新製品開発に伴う設備導入 新塗装サービス開始、精密加工の内製化など
審査で評価される3観点
- 革新性:「今までできなかったことが、この設備でできるようになる」ことを明確に
- 優位性:同業他社と比較しての差別化ポイントを具体的に
- 実現可能性:絵に描いた餅ではなく、自社の技術力・販路で実現できることを示す
7. 中小企業省力化投資補助金
人手不足に悩む中小企業の省力化投資を支援する制度。コンプレッサー単体での申請は難しいものの、自動化ライン全体に組み込めば活用可能です。
制度概要
| 項目 | カタログ型 | 一般型 |
|---|---|---|
| 補助率 | 1/2 | 1/2 |
| 補助上限額 | 1,500万円 | 1億円 |
| 対象設備 | カタログ登録製品のみ | オーダーメイド・カスタム設備可 |
| 申請の手軽さ | 比較的簡易 | 詳細な事業計画が必要 |
人手不足要件(いずれかに該当)
- 従業員の月平均残業時間が30時間超
- 直近1年の離職率が5%以上
- 求人を出しても充足できていないことの証明
- 労働生産性を年平均3.0%以上向上させる計画
コンプレッサーの活用パターン
エアシリンダーによる自動搬送ライン、自動塗装システム、エアブロー式の自動洗浄・乾燥装置などに組み込む形で申請します。「この自動化で◯人分の作業を省力化できる」という具体的効果を示すのがポイント。
8. 新事業進出補助金
旧「事業再構築補助金」から名称変更された制度。新たな事業分野への進出を伴う設備投資を支援します。2026年度以降、ものづくり補助金との統合が予定されています。
制度概要
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 補助率 | 1/2〜2/3(企業規模・枠による) |
| 補助上限額 | 2,500万円〜9,000万円 |
| 対象者 | 中小企業・中堅企業 |
| 対象経費 | 建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、外注費など |
活用できるケース
- サービス業 → 製造業への新規参入に伴うコンプレッサー導入
- 自動車販売業 → カスタムペイントサービス開始に伴う塗装ブース+コンプレッサー導入
- 建設業 → プレカット加工の内製化に伴う加工設備一式
注意:既存事業のコンプレッサー単純更新や、省エネ目的だけの入替えは対象外。これらは省エネ補助金(SII)やものづくり補助金が適しています。
9. 自治体の補助金もチェックする
国の補助金に加えて、各都道府県や市区町村が独自の補助金制度を設けています。国の補助金と自治体の補助金は併用できるケースもあるので、お住まいの地域の制度もあわせて確認するのがおすすめです。
例えば東京都の「ゼロエミ省エネ設備導入支援事業」は、高効率コンプレッサーが対象設備として明記され、助成率2/3〜3/4・上限4,500万円という手厚さ。大阪府・神奈川県・北海道などでも省エネ設備の更新を支援する制度があります。
自分の地域の補助金を探す方法
- Googleで 「お住まいの都道府県名(または市区町村名) 省エネ 設備 補助金」 で検索
- 最寄りの商工会議所・商工会に相談(無料)— 地元の最新制度を熟知しています
- 省エネ補助金情報ポータルサイトで検索
「自分の地域はどんな制度があるんだろう」と気になったら、まずは商工会議所への電話一本が一番早いです。
10. 47都道府県別の補助金リンク集
お住まいの都道府県名から、各地の補助金情報を直接探せます。各リンクはGoogle検索の結果ページにつながりますので、最新の公募情報を確認してください。
▶ 北海道・東北
▶ 関東
▶ 中部
▶ 近畿
▶ 中国・四国
▶ 九州・沖縄
注意:各県の制度は年度ごとに名称・要件・公募期間が変わります。表内の制度名はあくまで参考。詳細は各県の公式サイトか、最寄りの商工会議所で必ず確認してください。
11. 業種別おすすめ早見表
| 業種 | 第一候補 | 第二候補 | 採択されやすい理由 |
|---|---|---|---|
| 自動車整備工場 | 省エネ補助金 | 持続化補助金 | 旧型コンプレッサー更新の省エネ効果が出やすい |
| 塗装業 | 省エネ補助金 | ものづくり補助金 | 連続稼働が多く、高効率機への更新効果が大きい |
| 木工業・家具製造 | ものづくり補助金 | 持続化補助金 | 生産プロセス改善として申請しやすい |
| 製造業(工場) | 省エネ補助金 | ものづくり補助金 | 複数台更新+台数制御で採択実績多数 |
| 建設業 | 持続化補助金 | 省力化補助金 | 現場の省力化として申請可能 |
| 歯科・医療機関 | 省エネ補助金 | 持続化補助金 | 静音・クリーンなコンプレッサーへの更新 |
| 食品工場 | 省エネ補助金 | ものづくり補助金 | オイルフリー導入の説得力が高い |
12. 申請の流れ 8ステップ
エアーコンプレッサー購入の補助金申請は、大きく8ステップ。全体で約3〜6ヶ月かかります。
STEP 1 情報収集・制度の把握(1〜2週間) ▼ STEP 2 最適な補助金制度の選定(1週間) ▼ STEP 3 GビズIDプライムの取得(2〜3週間)※多くの制度で必須 ▼ STEP 4 見積書の取得(1〜2週間)※100万円超は相見積もり ▼ STEP 5 事業計画書の作成(2〜4週間) ▼ STEP 6 申請・提出(1〜3日) ▼ STEP 7 採択通知→交付決定後に設備購入(1〜3ヶ月) ▼ STEP 8 実績報告→補助金入金(1〜2ヶ月)絶対NG:採択前・交付決定前に設備を購入・契約することです。これをやってしまうと補助金の対象外になります。「急いで導入したい」気持ちは分かりますが、必ず交付決定通知を待ってから発注してください。
GビズIDプライム取得手順
- GビズID公式サイトにアクセス
- 「gBizIDプライム作成」を選択
- 必要事項を入力し、印鑑証明書を郵送
- 審査完了後、メールでアカウント情報が届く(2〜3週間)
※ 法人は印鑑証明書(原本)、個人事業主は印鑑登録証明書(原本)が必要。まだ補助金を使う予定がなくても、先に取得しておくのがおすすめです。
13. 必要書類一覧
| 書類 | 備考 |
|---|---|
| 確定申告書(直近2期分) | 法人は法人税申告書、個人は所得税確定申告書 |
| 見積書 | 購入予定設備の型番・仕様・価格が明記されたもの |
| 事業計画書 | 補助金ごとに指定のフォーマットあり |
| 会社概要(事業概要) | 事業内容、従業員数、売上高等 |
| 決算書(貸借対照表・損益計算書) | 直近2期分 |
| GビズIDプライムアカウント | 電子申請に必要 |
| 設備のカタログ・仕様書 | 対象設備であることの証明 |
| 既存設備の写真 | 更新の場合、現状がわかるもの |
| 認定支援機関の確認書 | ものづくり補助金等で必要(商工会議所も該当) |
14. 採択事例3選(実際の補助金額)
事例1:製造業A社|省エネ補助金 / コンプレッサー4台中2台を高効率機に更新工場内で稼働していた4台のコンプレッサーのうち、老朽化した2台を高効率機に更新。同時に「台数制御」を導入し、需要に応じた自動運転を実現。さらに超音波式リークディテクターでエア漏れを「見える化」して補修。
- 結果:コンプレッサー関連の電力消費 約30%削減
- 投資額:約450万円 補助金額:約150万円(補助率1/3)
- 採択ポイント:付帯設備込みでの一体的な省エネ提案
10年使用したコンプレッサーをエアセルフの140Lタンクモデルに更新。エアツールの安定使用が可能になり、作業効率向上+整備メニュー拡充を実現。
- 結果:作業効率 約20%向上、客単価+15%
- 投資額:約45万円 補助金額:約30万円(補助率2/3)
- 採択ポイント:商工会議所サポートで販路開拓ストーリーを明確化
従来設備では対応できない高圧エアを必要とする新加工技術を導入。既存ラインに収まらない高圧コンプレッサーを購入し、新市場(精密医療部品)に参入。
- 結果:新規受注 月100万円増、新事業の柱に
- 投資額:約1,200万円 補助金額:約800万円(補助率2/3)
- 採択ポイント:技術的革新性が評価された
15. よくある失敗5選 & 採択率UP 4つのコツ
失敗パターン5選
| 失敗 | 影響と対策 |
|---|---|
| 1. 採択前に設備を購入 | 補助対象外確定。必ず交付決定通知を待ってから発注 |
| 2. 対象外経費を含めて申請 | 設置工事費・配管工事費が対象かは制度次第。事前確認必須 |
| 3. GビズID取得が間に合わない | 2〜3週間かかる。使う予定がなくても先に取得 |
| 4. 事業計画書が抽象的 | 「生産性向上」だけでは不可。消費電力◯kWh削減・時間◯%短縮と数値化 |
| 5. 実績報告を怠る | 採択されても報告書未提出だと補助金支給されない |
採択率を上げる4つのコツ
- 省エネ効果を数値で示す:現在の機種の消費電力と新型機の削減効果を具体的に
- 「なぜ今、更新が必要か」を明確に:老朽化・故障リスク・電力コスト増加など
- 認定支援機関のサポートを受ける:商工会議所・税理士・中小企業診断士に相談で採択率UP
- 補助金ごとの要件を正確に理解:対象外経費を含めない、賃上げ要件を確認、など
16. 悪質コンサルに注意:見抜き方
補助金ブームに乗じて、高額な成功報酬を請求する悪質コンサルや採択を保証する詐欺業者が増えています。以下のチェックリストで見抜きましょう。
こんな業者は要注意
- 「採択を保証します」と言う(補助金は審査制で保証は不可能)
- 成功報酬が補助金額の20%超を要求
- 事業計画書を業者がほぼ丸ごと作成し、申請者本人がほぼノータッチ
- 契約書に「不採択でも着手金返金なし」と明記
- 連絡先がフリーメール、住所が貸し会議所
まずは商工会議所の無料サポートを試してみてください。商工会議所は経営指導員が無料で事業計画書のアドバイスをしてくれます。それでも不足を感じたら、認定支援機関(税理士・中小企業診断士)に相談する流れが安全です。
17. FAQ 20問
基本
Q. 補助金は返済しなくていいのですか?
A. はい、返済不要です。融資(借入)ではなく、条件を満たした事業者に交付されるものです。ただし不正受給や目的外使用が発覚した場合は返還を求められます。
Q. 補助金と助成金は何が違いますか?
A. 一般的に助成金は要件を満たせばほぼ受給できるのに対し、補助金は審査があり採択されないと受給できない点が異なります。コンプレッサー購入に使えるものは多くが「補助金」です。
Q. 個人事業主でも補助金は使えますか?
A. はい、使えます。持続化補助金は個人事業主が主な対象。省エネ補助金(SII設備単位型)も個人事業主が申請可能です。
対象
Q. 中古のエアーコンプレッサーは対象になりますか?
A. 基本的に対象外です。補助金は原則として新品の設備が対象。一部制度では中古品を認めるケースもあるため公募要領を確認してください。
Q. リースで導入する場合は対象になりますか?
A. 制度によります。ものづくり補助金や省エネ補助金ではリースも対象となるケースあり。条件が異なるため事前確認が必要です。
Q. エアーコンプレッサー本体以外の周辺機器(ドライヤー・配管等)も対象ですか?
A. 省エネ補助金では省エネ効果に直結する付帯設備も対象。ものづくり補助金では事業計画に紐づく設備であれば周辺機器も対象になる場合があります。
Q. すでに持っているコンプレッサーの買い替えでも使えますか?
A. はい、使えます。省エネ補助金は旧型→高効率機の更新が王道で、むしろ採択されやすいケースです。
Q. 自動車整備業でも対象になりますか?
A. はい、対象です。業種制限のない補助金(ものづくり・持続化・省エネ)であれば、自動車整備業を含むほぼすべての業種で利用可能。
金額
Q. いくら戻ってきますか?
A. 制度により1/3〜最大3/4が補助されます。例:50万円のコンプレッサーを持続化補助金(2/3補助)で購入 → 約33万円が補助。
Q. 自己負担分の支払いはいつですか?
A. 設備購入時に全額を一度自己負担。補助金は後払い(精算払い)で、実績報告後1〜2ヶ月で入金されます。
Q. 消費税は補助対象に含まれますか?
A. 原則として消費税は補助対象外。補助率は税抜価格に対して適用されます。
申請
Q. 補助金の申請は難しいですか?
A. 制度によります。持続化補助金は比較的簡易、ものづくり補助金はやや高難度。いずれも商工会議所の無料サポートで対応可能です。
Q. 不採択になっても再申請できますか?
A. はい、可能です。次回以降の公募に改めて申請できます。事業計画書を改善して再チャレンジで採択率UP。
Q. 複数の補助金を同時に申請できますか?
A. 同じ設備に対する複数併用は原則NG。ただし国の補助金と自治体の補助金は併用できるケースがあります。
Q. 認定支援機関の確認書は必要ですか?
A. ものづくり補助金など一部制度で必要。税理士・中小企業診断士・金融機関・商工会議所などが該当します。
採択後
Q. 採択後、いつ補助金が入金されますか?
A. 設備を導入し実績報告書を提出してから1〜2ヶ月後。採択から入金まで全体で3〜6ヶ月程度。
Q. 採択後の報告義務はありますか?
A. あります。実績報告は必須。ものづくり補助金は導入後5年間の事業化状況報告が必要です。
Q. 補助金で購入した設備を売却してもいいですか?
A. 原則として一定期間は処分(売却・廃棄・転用)が制限されます。処分には事務局への事前承認が必要で、補助金の返還を求められる場合あり。
コンプレッサー固有
Q. 省エネ効果はどうやって計算すればいいですか?
A. 現在の設備と新設備の年間消費電力量の差を算出。カタログ記載の定格消費電力と年間稼働時間から計算します。省エネ率30%以上が採択基準の目安。
Q. オイルフリーコンプレッサーの方が採択されやすい?
A. オイルフリーかどうかは直接の評価基準ではありません。重要なのは省エネ性能や生産性向上への貢献度。ただし食品・医療・精密機器分野ではオイルフリー導入の説得力が高くなります。
18. まとめ:今日のアクション3つ
エアーコンプレッサーは、国の補助金で補助対象設備として認められている設備です。条件を満たせば購入費用の1/3〜3/4が補助されます。
今日のアクション3つ
- GビズIDプライムを今すぐ申請(2〜3週間かかるため最優先)
- 最寄りの商工会議所に相談予約(無料で事業計画書アドバイス)
- エアセルフに見積依頼(補助金申請用の正式見積書を発行)
補助金で買えるエアセルフのコンプレッサー
エアセルフは、自動車整備・塗装・木工・製造業の現場で選ばれているエアーコンプレッサー専門店。補助金申請に必要な見積書・仕様書・カタログもすぐにご用意できます。
業務用の主力モデル:
- 80L 三相200V(静音オイルレス) — ガレージ〜中規模工場向け
- 140L 三相200V(静音オイルレス) — 板金塗装・整備工場の長時間稼働向け
- 300L(オイル式) — 24時間稼働の本格業務用
※本記事の情報は2026年5月時点のものです。補助金制度は年度ごとに変更されます。最新の公募要領・申請要件は必ず各公式サイトでご確認ください。
