エアーコンプレッサーに内径4ミリ(4mm)の細いホースを接続する方法を専門店が丁寧に解説

コンプレッサーの取り出し口につなぐホースには、一般的に外径8mm・10mmクラスが使われていますが、お客様の中には 内径4mm（外径4mm）の細いホース を接続したいケースもございます。

この記事では、エアーコンプレッサー専門店として
「内径4mmホースを正しく接続する方法」
「必要な部品・注意点」
をわかりやすく説明します。

内径が細いホースを扱う場合、流量低下や抜け防止など少し専門知識が必要ですので、初めての方はぜひ参考にしてください。

エアーコンプレッサーの接続口「1/4（ワン・クォーター）」とは？

多くの小型〜中型エアーコンプレッサーは取り出し口が R1/4（PT1/4） という規格になっています。

これは「1/4インチのホース」という意味ではなくねじの呼び径を表す表記で、コンプレッサー側は Rc1/4（メスねじ） になっています。

そのため、接続する継ぎ手は「R1/4（PT1/4）のオスねじタイプ」を使えば問題なく取り付け可能です。

内径4mmホースを接続する方法は2パターン

内径4mmホース（外径4mm）をコンプレッサーへ接続するには以下の2つの方法があります。

どちらも正しく行えば接続できますが、用途によって最適解が異なります。

方法1：コンプレッサーのカプラーに「4mm用継ぎ手」を直接取り付ける

最も簡単なのが、コンプレッサーに付属している
ワンタッチカプラーに、外径4mmホース用の継ぎ手を接続する方法です。

一般的なカプラー規格は「日東工器・20型相当」ですので
4mmチューブ用のカプラープラグを取り付ければ、そのまま接続できます。

基本的な手順は以下の動画と同じ流れになります。

▼エアーコンプレッサーのホース接続方法（8mmの例）

▼エアーコンプレッサーに継手を繋ぐ方法

動画では8mmホースを例にしていますが、4mmの場合も操作は同じです。

方法2：カプラーを外し、R1/4 に「4mm用ハーフユニオン」を取り付ける

より確実に細いチューブを配管したい場合はコンプレッサーのカプラーを外して、本体の R1/4ねじ に直接「4mm用ハーフユニオン」を取り付ける方法があります。

参考：4mmチューブ用ハーフユニオン（モノタロウ）
https://www.monotaro.com/g/00422741/?t.q=%E5%86%85%E5%BE%844mm%E3%80%80%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AA%E3%83%B3

この方法は、エアツールではなく「センサーライン」「計測機器」「制御用微小流路ライン」など細いチューブを使うケースでよく採用されます。

ホースが細いため、カプラーよりも抜けにくく安全性が高い点がメリットです。

内径4mmホースを使うときの注意点

内径4mm（外径4mm）ホースは、一般的なホースより細いため使用にあたり以下の点に注意が必要です。

空気の流量が大幅に落ちる

ホースが細いため空気抵抗が大きく、エアブローやエアツール用途には向きません。

長距離配管は圧力低下が大きい

できるだけ短く配管しないと、先端の圧力が下がります。

配管用途を理解した上で選ぶ必要がある

4mmホースは
・機械内部の制御ライン
・センサー機器
・微量エア供給
など専門用途向けです。

強いエアを出したい場合は6mm～8mm以上が一般的です。

実際に4mmホースを接続したい方へ

当店ではこれまで 内径6mm・外径8mmホースの接続事例をはじめ、さまざまな使用用途・シチュエーションでのエアーコンプレッサーの導入に携わってきました。

接続に不安がある場合は、写真をいただければ最適な継手サイズや配管方法のご案内も可能でございます。

過去事例がない場合でも、一緒になって設置や接続をサポートさせていただきます。

お困りの際は専門スタッフがサポートします

• どの継ぎ手が必要かわからない
• 接続方法を教えてほしい
• 4mmホースで本当に問題なく使えるか知りたい

など、どんなことでもお気軽にご相談ください。

お客様の使用環境に合わせて、最適な継手やホース構成をご提案いたします。

当店では、個人のお客様・法人のお客様を問わず、使用用途に合わせた“最適なエアーコンプレッサー選び”をご案内しております。

• 「このサイズで足りますか？」
• 「この道具に接続したいのですが可能ですか？」
• 「塗装に使いたいので、必要な継ぎ手やホースを教えてほしい」
• 「工場の装置に接続する場合、どのモデルが理想ですか？」

といった専門的なご相談でも問題ありません。

現場に応じた最適な構成（本体・ホース・継ぎ手・レギュレーターなど）を専門スタッフが丁寧にご提案いたします。

お電話・メールどちらからでもお気軽にお問い合わせください。
お客様の用途に合った“間違いのない一台”をご一緒に選ばせていただきます。

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