発電機でエアーコンプレッサーを動かすと起こるトラブル
発電機を使ってエアーコンプレッサーを動かすと、
- 起動しない
- 再起動しない
- モーターがうなるだけで動かない などのトラブルが発生します。
主な原因は電圧・周波数の不安定さです。
発電機は家庭用電源と異なり、使用中に電圧が下がったり周波数が不安定になることがあります。
特にエアーコンプレッサーは起動時に定格の3〜5倍の電流が必要なため、発電機ではその負荷に耐えられないケースが多いのです。
延長コードでエアーコンプレッサーを使うと起こるトラブル
延長コードを使ってエアーコンプレッサーを運転すると、
- 起動しない
- サーマルリレーが作動して停止
- モーターが焼ける などの症状が出ることがあります。
これは延長コードによる電圧降下が原因です。
長さが長かったり、コードが細い場合、モーターに必要な電圧が届かず、再起動ができなくなることがよくあります。
よくある症状と原因
使用方法 | よくある症状 | 主な原因 |
---|---|---|
発電機利用 | モーターが動かない、再起動しない | 電圧・周波数の不安定さ |
延長コード使用 | 起動できない、サーマルリレー作動 | 電圧降下・電流不足 |
正しい電源接続方法
エアーコンプレッサーは必ず、
- 単独コンセントからの直接接続 が基本です。
発電機をどうしても使用する場合は、
- 容量に余裕のあるインバーター発電機
- 始動電流に耐えられる出力のもの を選びましょう。
延長コードを使用する場合は、
- できるだけ短く(5m以内推奨)
- 2.0sq以上の太さのもの を選びましょう。
まとめ
発電機や延長コードでの運転は、エアーコンプレッサーの動作不良や故障の原因になります。
必ず安定した電源環境で運用し、トラブルや修理費用を防ぎましょう。