共通:エアーコンプレッサーが動かない主な理由【全モデル共通】
原因 | 詳細 | 改善策 |
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電源が正しく供給されていない | コンセントが抜けている/電圧不足/ブレーカーが落ちている | ・家庭用100V専用回路での使用推奨 ・ブレーカーが落ちていないか確認 |
起動時の電流不足 | 起動時に大きな電流が必要、延長コードや発電機利用で電圧低下 | ・延長コード/発電機は非推奨 ・壁付けコンセントから直接接続 |
モーターの安全装置が作動 | モーター過熱や過電流で自動停止している可能性 | ・電源OFF後しばらくしてから再起動 ・本体に異常音・発熱がないか確認 |
空気圧が高すぎる状態 | 設定圧力が上限を超えていると自動停止 | ・レギュレーターの設定値を確認 |
スイッチや部品の故障 | スイッチ接点不良、ヒューズ切れなど | ・本ページ下部の「スイッチ箇所の故障や破損、導線の緩み」を確認 |
100V 800Wモデルで多い原因と対策
状況 | 原因 | 対策 |
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スイッチを入れても動かない | 延長コードの電圧降下 | 壁付け100Vコンセントから直接接続 |
作動音はするがすぐ止まる | モーター保護機能が作動 | モーター温度が下がるまで電源OFFで待機(約5分) |
過度の圧力 | 使用中に設定圧を超えてしまった | 設定圧力を調整・吐出口を開けて圧を抜く |
100V 1200Wモデルで多い原因と対策
状況 | 原因 | 対策 |
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動作開始で電源が落ちる | 起動時の突入電流が高く、ブレーカーが落ちる | 15A以上の専用回路を推奨/他の電化製品と併用しない |
動きが重い、途中で止まる | モーターや圧縮機の負荷が大きい | 連続使用を避け、インターバルを挟む |
空気がたまらない | 吐出口やチェックバルブの異常 | 一度エアー抜きしてから再起動、詰まりがないか確認 |
三相200V 2400Wモデルで多い原因と対策
状況 | 原因 | 対策 |
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まったく動作しない | 三相の接続ミス(逆相) | 電気工事業者に接続確認依頼、R-S-Tの順序確認 |
ブレーカーが落ちる | 配線容量不足/突入電流対応不可 | 20A以上のブレーカーと専用回路で接続 |
焦げ臭い・煙が出た | モーター焼損、接続誤り、アース不良など | 使用を停止し、直ちに販売店へ連絡、再使用不可 |
配線工事後動かなくなった | 結線ミス・欠相(線が1本抜けているなど) | 接続確認書があれば提示してもらい、設置業者へ再確認依頼 |
✅ お客様にお願いしたいチェック項目
- コンセントの種類と電源環境(家庭用100V/三相200V)
- 延長コード・発電機の有無
- スイッチON時の挙動(音・ランプの点灯)
- 前回正常に動いた時期・使用時間
- 室温・設置環境(極端な低温や高温では停止しやすい)
- 配線の工事記録(200Vモデルの場合)
上記で解決しない場合は、下記をご確認ください。
- 作動環境
- 作動時間
- モーターの熱暴走
- スイッチの故障や破損
- その他(上記に当てはまらない場合)
作動環境
アンペア数が足りない事例
エアーコンプレッサーが動かない場合、エアーコンプレッサーの作動環境をご確認ください。
30L,800W,100Aの場合、8A
50L,1200W,100Aの場合、12A
80L,2400W,200Aの場合、約8.7A
三相200Vコンセントの15Aブレーカーが目安(20Aあれば安心)
エアーコンプレッサーが起動しない、起動してもモーターが途中で止まる、ブレーカーが落ちるなどの原因は、電源のアンペア数(A数)であるケースが多いです。ご確認ください。
作動時間
モーターが動き続けて空気を作り続ける連続運転状態を長時間行うと、モーターが熱を持ち、モーターの高温を感知しエアーコンプレッサーの作動が停止します。
エアーコンプレッサーが動かない場合、下記作動時間をご確認ください。
当店のエアーコンプレッサーは15分~30分の連続運転につき、15分〜30分休めていただくことを推奨しています。
連続運転を繰り返すとモーターの熱暴走が起こる原因になります。
モーターの熱暴走
15分以上の連続運転や、気温の高い環境下での作動を続けた場合、モーターが高温を感知し作動が止まります。
30分程度室内や日陰で休めていただくことで再度モーターは動き出します。
連続運転での熱暴走を繰り返した場合、モーターや導線が焼けこげて故障の原因になりますので、連続運転後はモーターを必ず休ませてください。
モーターを休めて冷ましたのにエアが動かない場合
今まで動いていたエアーコンプレッサーが急に動かなくなった場合、
スイッチ箇所の故障や破損、導線の緩み
エアーコンプレッサーが動かない場合、スイッチ箇所に何らかの原因がある可能性がございます。
下記手順でスイッチ箇所の故障や破損、導線の緩みがないかをお試しください。
手順1:スイッチカバーを外す
エアーコンプレッサーの起動スイッチ上部のねじをプラスドライバーで緩め、スイッチカバーを外してください。


故障や破損、導線の緩みの確認
スイッチカバーを外すとスイッチの導線を確認することができます。
スイッチが破損していないか、導線が正しく接続されているかをご確認ください。


その他(上記に当てはまらない場合)
上記に当てはまらない場合、下記へご連絡ください。商品の修理や交換が必要かをお調べいたします。
サポート用メールアドレス(24時間対応) | info@air-compressor.jp |
サポート用電話番号(平日・土/10時〜19時) | 0120-557-481 |