食品や水産物を扱う加工工場では、包装ラインやエアブロー、搬送機器の動力源としてエアーコンプレッサーが活躍しています。 ただし、こうした現場では「清潔さ」と「安定性」が求められるため、一般的な工業用コンプレッサーとは選ぶ基準が異なります。 本記事では、食品・水産加工現場に最適なエアーコンプレッサーの選び方と導入事例をご紹介します。
食品・水産加工ラインでの主な用途
- 食品包装機・シーラー・ラベラーなどの駆動
- 水産加工ラインでのエアブロー・乾燥工程
- 搬送機・エアシリンダーの動力供給
- 異物除去・清掃・仕分け作業
- 充填・計量装置の制御エア
こうした作業では、コンプレッサーのエア品質・静音性・防錆性が非常に重要です。 オイルの混入や湿気を防ぐことで、衛生的で安定した製造環境を保てます。
食品・水産加工向けエアーコンプレッサーの選び方
1. オイルレス構造でクリーンなエアを確保
食品・水産工場では、オイルが混入したエアを使うと製品汚染や不具合の原因になります。 オイルレスコンプレッサーを選ぶことで、清潔で安全なエアを供給可能です。 特に包装・充填・搬送ラインではオイルレスは必須です。
2. 静音設計で作業環境を改善
食品加工現場では、スタッフが長時間同じ空間で作業するため、静音タイプ(60dB以下)の導入が推奨されます。 静かな運転音により、作業者の集中力やコミュニケーションも保たれます。
3. 防錆性能と耐湿性
水産加工や冷蔵室周辺では湿度が高く、タンク内部が錆びやすい環境です。 アルミタンクモデルを選ぶことで、軽量で錆びにくく、清潔な状態を長く保つことができます。
4. エアフィルター・ドレン処理を忘れずに
クリーンエアを保つためには、二重フィルター構造+自動ドレン機能の搭載が理想です。 これにより、エア中の水分やゴミを自動で排出し、機器の寿命を延ばします。
導入事例:静岡県 S食品株式会社様(惣菜ライン)
惣菜製造ラインで包装・シーラー機を使用していたS社様では、オイル混入防止のためにオイルレスモデルを導入。 同時に、作業環境の騒音を抑えるために静音タイプを選定しました。 採用されたのは、エアセルフ スチール50L静音オイルレスコンプレッサーです。
「以前使っていたものは、油の臭いや音が気になっていました。 エアセルフのコンプレッサーに変えてから、包装ラインの音がかなり静かになり、 スタッフの作業もスムーズに進むようになりました。」(S社 生産担当)
導入後は製品へのエア汚染リスクが解消され、メンテナンスコストも削減。 衛生基準を満たしつつ、安定した稼働を実現しました。
おすすめモデル
スチール50L 静音オイルレスコンプレッサー
- 電源:100V
- 吐出量:約180L/min
- 騒音値:約60dB
- 特徴:包装・充填ライン・軽作業に最適
アルミ30L 静音オイルレスコンプレッサー
- 電源:100V
- 吐出量:約150L/min
- 特徴:軽量・防錆・持ち運びに便利なアルミタンク
三相200V 80L 静音オイルレスコンプレッサー
- 電源:三相200V
- 吐出量:約370L/min
- 特徴:大型包装ラインや搬送設備に最適
さらに、エアーツールセット71と組み合わせれば、 清掃や機械メンテナンスもすぐに行えます。
エアセルフが選ばれる理由
- 食品・水産加工現場での導入実績多数
- 静音・防錆・オイルレス設計で衛生的
- 即日出荷対応・全国送料無料
- 導入後の代替機貸出・迅速サポート
食品の安全を支える空気を、もっと清潔に。 エアセルフのコンプレッサーは、衛生管理の徹底が求められる加工現場で信頼されています。
導入をご検討の方へ
法人・工場向けの無料見積りや請求書発行はこちらから。 設置環境・使用ラインに応じた最適な機種をご案内いたします。
衛生と静音を両立する、食品工場の新スタンダード
食品・水産加工現場では、オイルレス・静音・防錆が基本条件です。 エアセルフのコンプレッサーは、現場に合わせた最適なサイズと静音性を備え、 クリーンなエア供給を実現します。
ご相談はフリーダイヤル(0120-557-481)または メール(support-member@air-compressor.jp)までお気軽にどうぞ。
