玉ねぎ皮むき機に必要なコンプレッサー|0.8MPa以上・7.5〜22kWの目安と、処理能力ごとの選び方
この記事の結論
- 結論
- 業務用の玉ねぎ皮むき機は、メーカーの公表値で0.8MPa以上(0.9MPaとする機種もある)の空気で皮を吹き飛ばす。最高圧力0.8MPa前後の小型機では足りない
- 必要なコンプレッサーの出力は、1時間1,500個クラスで7.5kW(10馬力)以上、3,600〜4,000個クラスで15〜22kW以上と、処理能力に応じて大きくなる
- 皮むき機本体がAC100Vの機種でも、コンプレッサーは別に三相200Vの大型機が必要になる
- 誰のためのページか
- 農家・農業法人・カット野菜工場などで業務用の玉ねぎ皮むき機を導入する予定で、組み合わせるコンプレッサーの大きさと電源を確かめたい人
- このページの目的
- 玉ねぎ皮むき機のメーカーが公表している作動圧力と必要なコンプレッサーの出力を一覧にし、処理能力と電源に合わせてコンプレッサーを決められるようにすること
- 書き手の立場
- 元エアコンプレッサーの開発・プロデュースに携わっていた運営者が、その専門知見をもとに、特定メーカーに偏らない事実重視のメディアの立場で執筆・監修しています。 運営者情報
- 情報の出どころ
- 価格・評価は楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングの公式APIから取得し自動更新。スペックはメーカー公表値と販売ページの表記をもとに整理。最終更新 2026/11/07
業務用の玉ねぎ皮むき機の多くは、圧縮空気を吹き付けて皮を飛ばす仕組みです。皮むき機の本体とは別にエアーコンプレッサーが必要で、しかも家庭用とは桁が違う大きさになります。この記事では、メーカーが公表している数字をもとに、玉ねぎ皮むき機に合うコンプレッサーの条件をまとめます。
結論
- 圧力:作動圧力0.8MPa以上(0.9MPaを条件にする機種もあります)。最高圧力が0.8MPa前後の小型機では足りません
- 出力:1時間1,500個クラスで7.5kW(10馬力)以上、3,600個クラスで15kW以上、4,000個クラスや大型機で22kW以上
- 電源:本体がAC100Vの機種でも、コンプレッサーは三相200Vの大型機になります
玉ねぎ皮むき機ごとの公表値
| 機種 | 処理能力 | 作動圧力 | 必要なコンプレッサー | 本体の電源 |
|---|---|---|---|---|
| エーシンパック工業 TJ1500型(A・B・C) | 最大1,500個/h | 0.8MPa以上 | 7.5kW(10馬力)以上 | AC100V |
| 関西機械 TK-04-02型(むきの助・2ライン) | 1,600〜2,000個/h(機械仕様の記載) | 公表なし | 10馬力以上 | 200V |
| エムラ販売 玉ねぎ自動皮むき機(標準機) | 公表値は製品ページ参照 | 公表なし | 11kW以上のエアー | 三相200V |
| エーシンパック工業 TJ3600型 | 最大3,600個/h | 0.8MPa以上 | 15kW(20馬力)以上 | 三相200V |
| ナカヤ工業 NT-400S型 | 4,000個/h | 0.9MPa(コンプレッサー側の条件) | 三相200V・22kW以上 | 三相200V・0.8kW |
| エムラ販売 玉ねぎ自動皮むき機(大型機) | 公表値は製品ページ参照 | 公表なし | 22kW以上のエアー | 三相200V |
| エーシンパック工業 TJ7200型 | 最大7,200個/h | 0.8MPa以上 | 22kW(30馬力)以上 | 三相200V |
出典:各メーカー・販売元の製品ページ(本文末尾)。ナカヤ工業 NT-400S型は食品機械の掲載サイトの記載です。空気消費量(L/min)を公表している機種は見つかりませんでした。
数字の読み方
0.8MPa以上は、家庭用・小型機の上限に近い
玉ねぎ皮むき機は、強い空気で皮を飛ばすため、作動圧力が0.8MPa以上と高めです。一般的な100Vの小型コンプレッサーは最高圧力が0.8MPa前後で、タンクの圧力はそれより下がった状態でモーターが動き出します。条件を満たすには、最高圧力・制御圧力が十分に高い業務用機が必要です。
7.5kW以上は、三相200Vの業務用クラス
100Vのコンセントで使えるコンプレッサーは、多くが0.75kW(1馬力)前後までです。7.5kW(10馬力)以上は、工場で使う三相200Vのパッケージ型やスクリュー式のクラスです。皮むき機本体がAC100Vでも、コンプレッサーのために三相200Vの電源と、それに合った電気工事が必要になります。
処理能力が上がるほど大きくなる
同じメーカーのエーシンパック工業では、1,500個/hで7.5kW、3,600個/hで15kW、7,200個/hで22kWと、処理能力が上がるほど必要な出力が大きくなっています。導入するときは、1時間に何個むくかを先に決めると、コンプレッサーの大きさも決まります。
導入前に確かめること
- 電源と契約電力:7.5〜22kWのコンプレッサーは三相200Vの動力契約が必要です。電力会社の契約と、電気工事店の工事の範囲を先に確かめます
- 置き場所と音:大型のコンプレッサーは音と熱が出ます。作業場と分けた場所に置き、換気を考えます
- 空気の量の確認:空気消費量はどのメーカーも公表していません。メーカーの指定(kW・馬力・圧力)をそのまま満たすコンプレッサーを選び、迷ったらメーカーに確かめてください
- 水と油:玉ねぎに直接空気が当たるので、オイルフリー機かフィルター・ドライヤーで空気をきれいにすることも検討します
当サイトに登録している三相200Vの機種
当サイトに登録している三相200Vの機種を、吐出空気量の大きい順に自動で並べています。玉ねぎ皮むき機に必要な7.5kW以上の機種は、データベースに登録が少ないため、メーカーの指定を満たすかを各機種の出力(kW)で確かめてください。
明治機械製作所 APK-110D
- 小型スプレーガンでの塗装
- 車体塗装やサンダーなど連続作業
- 不向き:200V電源のない家庭での使用
アネスト岩田 TLP75EG-10
- 小型スプレーガンでの塗装
- 車体塗装やサンダーなど連続作業
- 不向き:200V電源のない家庭での使用
明治機械製作所 GK-75D
- 小型スプレーガンでの塗装
- 車体塗装やサンダーなど連続作業
- 不向き:住宅地での夜間使用(騒音76dB)
明治機械製作所 APKM-75A-6P
- 小型スプレーガンでの塗装
- 車体塗装やサンダーなど連続作業
- 不向き:200V電源のない家庭での使用
アネスト岩田 TLP55EG-10
- 小型スプレーガンでの塗装
- 車体塗装やサンダーなど連続作業
- 不向き:200V電源のない家庭での使用
まとめ
業務用の玉ねぎ皮むき機は、0.8MPa以上の空気で皮を飛ばし、1時間1,500個クラスで7.5kW以上、3,600〜4,000個クラスで15〜22kW以上のコンプレッサーが必要です。皮むき機本体がAC100Vでも、コンプレッサーは三相200Vの大型機になります。1時間にむく個数を決め、メーカーの指定する出力と圧力を満たす機種を選んでください。
ほかの作業・機械に必要なコンプレッサーは、作業・機械別 コンプレッサーの選び方にまとめています。
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よくある質問
玉ねぎ皮むき機には何馬力のコンプレッサーが必要ですか?
メーカーの公表値では、1時間1,500個クラスで7.5kW(10馬力)以上、3,600個クラスで15kW(20馬力)以上、大型機で22kW(30馬力)以上です。
家庭用の100Vコンプレッサーで使えますか?
業務用の玉ねぎ皮むき機には使えません。作動圧力が0.8MPa以上と高く、必要な出力も7.5kW以上と、100Vの機種よりはるかに大きいためです。
皮むき機本体が100Vなら、コンプレッサーも100Vでよいですか?
いいえ。本体がAC100Vの機種(エーシンパック工業 TJ1500型)でも、コンプレッサーは7.5kW以上が必要で、三相200Vの業務用機になります。
空気消費量は公表されていますか?
当サイトが確認したメーカーの製品ページでは、空気消費量(L/min)は公表されていませんでした。メーカーが指定するコンプレッサーの出力と圧力に従ってください。




